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師走の月に入って、年末特有のクリスマスや正月、忘年会などのイベントへの期待感と大掃除や年内の仕事納め方への責任感で気持ちも慌ただしくなって時間が過ぎるのが本当に早く感じます。(笑)
前回のブログで予告した職人が使う道具を紹介してみたいと思います。今回は、道具のみの写真で紹介したいと思います。
写真中央の道具は、モルタルを練り混ぜる電気工具です。モルタルというのは、セメントと砂を水を入れて練り混ぜた材料の名称です。モルタルにも色んな種類があります。練り混ぜるセメントや添加する材料によって用途ごとに分けて使用します。
セメントと砂を練り混ぜる作業は、土木作業で最初の方に教えてもらう作業です。モルタルは、色んな場面の施工で使います。使う場所によって、硬さや粘り気が変わります。例えば、縁石を据え付ける時に使う、敷モルタルと呼ばれるモルタルは、空練りと言って水を入れずに砂とセメントを混ぜて使いますし、縁石を連結させる目地モルタルは、セメントを多く入れ、水と混ぜて粘り気が強くなるように混ぜます。手で握って団子になるように練るようにと教わりました(笑)
セメントは、素手で触ると皮膚がただれる事があるので、ゴム手袋を使用して掴まないといけませんけどね(笑)
このモルタルを練る作業が、使う場面ごとに硬さや粘り気、セメントの量など違うのでモルタルを練る作業を指示された先輩に持っていくとモルタルの質が違うと怒られて覚えるまでが本当に大変でした(笑)ひしゃく一杯の水の量で、モルタルが変わるので先輩の練るモルタルと自分が練ったモルタルが全然違うのでコツを覚えるまでよく指導された事を思い出します(笑)
自宅で料理をする人なら、同じような道具を想像するかもしれません(笑)道具の一般的な名称も同じです。
料理に使うハンドミキサーと使い方は同じですね。レシピが少し違うだけで料理が変わるように土木工事の作業もほんの少しのコツややり方で品質や進み具合が変わります。
自分で何かを造るDIYに興味がある人は、建設業で仕事をすると色んな物を自分で作れるようになると思いますよ。ちなみに、社員の一人は木材で収納用の家具を自作して使っていますよ(笑)
楽しい正月休みを迎える事ができるように、安全第一で師走の月を頑張りましょう。
次回は、仕事納めの恒例行事の餅つきでみんなが楽しんでる姿を報告しようと思います。