皆さん、こんにちわ。
今年は、最強寒波が何度かやって来ましたね。そんな最強寒波がやって来た2月初旬の週末にアップ神鍋へと友達と一緒に行って来ました。早朝に集合して夜明け前に出発して通常なら朝の7時ごろにはゲレンデに到着していたのですが、積雪のために高速道路が冬用タイヤ規制されて、渋滞で進まずにゲレンデに到着したのが10時半でした。到着が遅くなったので、滑る回数は少なかったのですがスノーボードで滑って近くの温泉で汗を流し、お昼に出石そばを食べる計画を達成できました♬
まだまだ上手に滑る事が出来ず、早く颯爽と滑りたいものです(笑)

今年の冬のレクリエーション活動報告は、ここまでにして今回は、建設現場に関りが無い人が未経験で最初に従事する作業の一部を紹介したいと思います。
外構工事や土木工事に一般の人が持つイメージは、とても体力を使い肉体的にキツイ仕事だと思われていますが、実際にはそれほどでもありません。作業未経験の人が職人への第一歩としてする作業がどんなものかを知ってもらって未来の職人さんとして活躍して欲しいです。
外構工事の構造物建設工事で最初に行う事が多い掘削作業ですが、ほとんどの場合バックホゥと呼ばれる重機で掘削をします。ユンボという呼び方で知っている人もいるかも知れませんが、ユンボという名称は商品名で共通する機種名はバックホゥです。
下の写真は、バックホゥを用いた掘削作業です。バックホゥの掘削作業では、運転士のオペレーターと手元作業員の人員で作業する事が多いです。工事未経験者の方にやってもらう作業の一つで手元作業の役割をしてもらいます。
手元作業は、重機によって掘削した地面が平坦にする作業と掘削した地面の高さが設計通りの高さに掘削できているかをオペレーターに伝えて掘削足りない箇所は掘削を支持し、掘りすぎた箇所には土を戻して均す作業をします。作業が未経験では地面が平らで平坦かどうかも分からないかもしれません。しかし、作業に慣れてくると地面が平坦か勾配がついているかなど見て分かるようになります。熟練者となり現場で勾配計算や水が溜まらないように高さを考える職人さんの中には勾配の傾きパーセントまで分かる凄腕熟練者もいます。平らに均すのは、スコップやレーキ(グランドを均すトンボ)を使って作業をし、オペレーターが上手だとほとんど体力を使いません。手元作業員の役割と最も重要なのはオペレーターに掘削高さの報告と掘削面の調整が必要がどうかの指示です。
大きなビルやマンションの基礎工事では、巨大な重機を運転するオペレーターよりも図面を読み込み、掘削高さや掘削位置の確認を行い、オペレーターに支持を与える役割となり作業指揮者となる事もあるポジションの仕事です。手元作業員が優秀だと非常に作業効率が良く、どの現場でも必要とされる人材です。

次に体力を使う作業を紹介したいと思います。建設現場での基本となるコンクリート打設作業です。コンクリート打設作業は、ポンプ車打設、一輪車打設、シュート打設、バックホゥ打設と大まかに4種類です。
写真の作業は、シュート打設でコンクリートミキサー車にシュートと呼ばれる半筒状の工具を取り付けて、ミキサー車から出されるコンクリートを流しそうめんのように打設箇所に流し込みます。この時に流し込んだコンクリートがシュートの先に溜るのでコンクリートを必要な場所にスコップを使って送り込む作業が土工の仕事です。
スコップを使ってコンクリートを送り込むので、体力は使いますが多くの場合、ポンプ車打設がほとんどです。

次に写真で紹介するのは、使用頻度が高い工具の一輪車です。一輪車を扱ったことが無いとバランスを取ったりも大変ですがすぐに慣れます。一輪車は荷役運搬なので運搬通路の路面次第で大変さも変わりますが少ない体力で運搬作業が行える優れた道具です。

外構工事や土木工事は、多能工として色んな作業が出来る人が重宝されるので紹介した作業でも作業効率を考えたり自分で工夫してより楽に作業ができるようにするなど一見単純で簡単そうに見える作業でも人によって大きく変わります。色んな作業を経験し習得する事で自分が得意な作業を見つけてよりスキルアップした職人になれるのも多能工ならではの楽しさです。
たくさんの人が建設業に興味を持って仕事にチャレンジしたいと思える人が増えて欲しいです。これからも建設業の魅力を伝えられるように広報をがんばります。
次回は、新しい取り組みを少し紹介できるかなと思っています。
それでは、みなさんご安全に!